どんな神経か知っていますか?
この神経のことを理解しておくことが、「自律神経のバランスを整える」近道かと思います。
自律神経は2種類に分けられます。
交感神経と副交感神経です。
「交感神経」
・興奮
・気管を広げる
・心拍数あげる
・血管が収縮する
・血圧上昇
・胃腸の働きを抑制する など
活発に活動するときに働くのが交感神経です。
自動車に当てはめると、アクセルの働きをします。
不安たストレス、緊張で急激に活性化します。
0.5秒で反応すると言われています。
昼間に優位に活動する神経です。
「副交感神経」
・リラックス
・気管を狭くする
・心拍数を下げる
・血管が拡張する
・血圧低下
・胃腸の働きが活発化 など
リラックスするときに働くのが副交感神経です。
自動車に当てはめると、ブレーキの働きをします。
副交感神経が活性化するには5分も時間がかかると言われています。
夜間に優位に活動する神経です。
交感神経と副交感神経は1日を通して、どちらかが優位に働く神経です。
アクセルの働きをする「交感神経」とブレーキの働きをする「副交感神経」。
この2つの神経が整った状態であれば、アクセルを踏めば軽快に加速します。
ブレーキを踏めばしっかり止まります。
交感神経のバランスが乱れて、どちらかが一方的に優位になると、それぞれの役割が果たせなくなります。
交感神経が優位な状態が続くと、ブレーキのきかない車でアクセルを踏んでいるのと同じです。ずっと加速しているので疲れます。
副交感神経が優位な状態が続くと、いくらアクセルを踏んでも加速しません。やる気が出ない状態です。
交感神経と副交感神経、どちらも高いレベルを維持できると素晴らしい体だと思いませんか?最強ですよね。
ストレスを感じると交感神経は過剰に反応して優位になります。この時、副交感神経は働きが悪くなり、様々な病気を引き起こしてしまいます。
逆に、副交感神経が優位になりすぎると、免疫力は高まるのですが・・・やる気が起きなかったり、疲労感を感じたりしてしまいます。
体にとって正反対の役割を持つ2つの神経が交互に働くことで、メリハリのある活動が可能になります。
バランスって大事ですね。
ストレス過多の現代人。子供も昔と比べものにならないくらいストレスにさらされています。ストレス過多の人は交感神経が優位になる自律神経の乱れが多いです。
悩みやストレス、緊張や興奮、疲労、不規則な生活、栄養やホルモンバランスの乱れなどが原因となります。
ストレスは避けたいところですが、全くストレスを感じない状態が続いても、自律神経のバランスは乱れます。無気力になるようなことが続いたら、副交感神経が優位になっている可能性があります。
自律神経の乱れは自覚なしに起こることがほとんどだと言われています。
日頃から、自律神経のバランスを整える行動を意識して、心がけておきましょう。
薬に頼ることなく、日常生活を送れますよ。
自律神経を高める行動:人との会話、日光浴、運動など
副交感神経を高める行動:深呼吸、笑顔、湯船に浸かる、腸活など
様々な方法があります。
ストレスを感じていたり、やる気が起きなかったり、普段から何かを感じているのなら
できそうなことから始めてみてください😃
みなさんが少しでも元気に暮らせますように🍀
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