熱中症でなぜ頭痛?

熱中症でなぜ頭痛?って思いますよね。頭痛の原因は様々です。熱中症頭痛の原因を説明します。

こんにちは。大分県の頭痛治療家、ここまろ調整院の佐藤です。

 

この季節、水分不足で脱水症や熱中症になる方が増えてきますよね。

どのような症状があるか知っていますか?

 

喉が渇く!!だけではないんですよ〜。頭痛だって発生します。

なんで???って思いますよね。

 

今日は「熱中症と頭痛」に関するお話です。

 

 

「熱中症と頭痛の関係」

 

熱中症ではだるさや吐き気の症状の他に、頭痛が出る事もあります。

体温も上昇するので風邪かな?って勘違いすることもあるかもしれません。

 

熱中症になると、体に熱がこもって体温が上昇します。

 

上昇し体温を下げるために汗をかくのですが、この大量の汗とともし塩分も失われてしまいます。

体内の水分・塩分が足りなくなってしまうと、血流の流れが悪くなってしまいます。

 

また、熱や水分不足が原因で、血液中に炎症物質が増えていきます。この炎症物質は体が出している危険信号!!

 

適切に水分や塩分の補給がされないと、体が冷えないので(かく汗もなくなる)体内の臓器の温度は上昇してしまいます。全身のだるさや頭痛・吐き気につながってしまうのです。

 

熱と脱水が頭痛の原因なので、頭痛改善薬を飲んでもこの頭痛は改善されません。

体を冷やして熱を下げること、水分補給をして脱水から回復することが治療となります。

 

 

あれ?おかしいな?って思う前に水分補給を適宜行って、予防しておくことが大切です。

 

熱中症は一晩たてばスッキリ治るという病気ではありません。

正しく水分補給をしても、体の中の電解質バランスが整うまでに数日かかる方もいらっしゃいます。

そのため、治療後数日経っても頭痛やだるさが続く方もいらっしゃいます。

 

喉が乾いてから水分を摂る方がいらっしゃいますが、喉の渇きは水分が足りていない証拠です。

口から入った水分が、小腸で吸収されて血液に戻るまでには時間を要しますから、喉の渇きを感じる前に水分摂取を心がけるとよいですね。

 

熱中症予防でコマメな水分補給を心がけましょう。

500mlのペットボトルを一気に飲んだとしても、血液に戻るまで40分以上かかります。

 

その間も汗をかき、発熱で水分奪われ・・・て症状はひどくなる一方です!!

 

1時間に1回 100mlづつで良いのでコマメに水分摂取を心がけましょう^^

 

スポーツなど運動中はもう少し多めに摂った方が良い場合もあります。

専門家の先生に相談してみると良いかもですね。

 

そして・・・水分ですが・・・ミネラル入っているものにしましょうね。

真水は塩分が補給されませんので、血液が薄まる一方です。気をつけてね。