休み明けの頭痛

休み明けになると頭痛が出たり、体調不良。そんな状態では学校も休みたくなりますし、仕事も行きたくない。

休み明けになると頭痛がしたり、体調が思わしくない方も多いのではないでしょうか?

 

最近では「サザエさん症候群」と言われていたり、世界的には「ブルーマンデー(blue Monday)=憂鬱な月曜日」とも呼ばれていますよね。

 

サザエさん症候群とは、 日曜、もしくは休日の夕方から深夜にかけて「休暇の終わりや仕事の始まりを実感し憂鬱になる」状態を指す言葉だそうです。

日曜夕方18時30分~19時に放送される「サザエさん」が、休みの終わりを実感させる代名詞となっていることが言葉の由来です。

 

さて、そのような「サザエさん症候群」ですが、なぜ起こるのでしょうか???

 

今日はそんな休み明け頭痛や体調不良に関するお話です。

 

「休み明け頭痛」

 

主な症状としては下記の体調不良の訴えが多いようです。

  • 憂鬱な気分になる
  • 不安を感じる
  • 眠れない
  • 涙が出る
  • 頭痛がする
  • 胃が痛い
  • 吐き気がする
  • 身体がだるい
  • 熱が出る
 
どのような症状が出るか・・・は人によって異なります。
休み明けやその前日夜などに、気分の落ち込みや意欲の低下を感じる場合は「サザエさん症候群」を疑った方がよいようです。
 
 

原因は「ストレス」と「生活リズムの乱れ」

サザエさん症候群の原因は、ズバリ「ストレス」です。

サザエさん症候群は、いつもの仕事から解放された休日の終わりに「明日からまた仕事をしなければならない憂鬱感」を感じることで発症するのです。ストレスが強めにかかり、体が強い緊張状態になるために脳への血流が悪くなって頭痛や体調不良が生じます。仕事のストレスだけでなく、生活リズムの乱れもサザエさん症候群の一因となります。

 

 

〜予防策〜

 

ポイントを押さえて休日を過ごすことで、明日からの仕事に対する憂鬱感を軽減できます。

 

今現在サザエさん症候群になっている方は、『夜に少しだけ仕事や勉強をする』『月曜日の夜の予定を考える』など、これからできることだけでも試してみてください。また、次回の休日から予防策を実践することで、サザエさん症候群を防止できると思います。

①朝寝をしすぎない

休みの日だからといって朝寝をしすぎてはいけません。

というのも、近年の研究において「休日に寝だめをすると、生活習慣病や不眠・抑うつ症状を呈するリスクが高くなる」ことが分かってきています。

憂鬱な気分を防ぐためには、休日もいつもと同じサイクルで生活することが大切です。

また、平日の睡眠不足を補おうと休日に寝だめをすると、体内時計に狂いが生じる一因になります。

「朝寝をしすぎて夜眠れない…」なんてことにもなりかねないので、できるだけ平日と同じ時間に起きるようにしましょう。

遅起きするなら、いつもより1時間だけ遅い時間で起床。が多くの先生方に推奨されています。

 

寝過ぎは頭痛の原因となりますので気をつけましょう。

 

<セロトニンの分泌と日光の関係>

幸せホルモンといわれている「セロトニン」は、精神を安定させる働きがあります。
セロトニンを分泌させるには、太陽の光を浴びることが大切です。
休日だからと朝寝をしすぎず、しっかり起きて太陽の光を浴びることを心がけましょう。

 

セロトニンが不足すると、自律神経が活発化することもわかっています。交感神経が優位になり過ぎすると頭痛が発生しますので気をつけましょう。女性ホルモンバランスから発生する「生理頭痛」「更年期頭痛」もセロトニンも関係しています。普段からセロトニンを減らさないよう心がけておくことが大切です。

②昼間に予定を入れる

休日の昼間は、予定を入れることをおすすめします。

「休みの日くらい家でダラダラしたい…」と思うかもしれませんが、 休日にだらけすぎると休み明けの朝、仕事モードに切り替えるのが難しくなってしまいます。

平日と同じ程度の活動レベルを保てるよう、意識して予定を入れるようにしましょう。

 

<疲労回復が期待できる「アクティブレスト」を試してみよう>

アクティブレストとは、「積極的休養」という意味合いを持つ疲労回復方法のことです。
積極的に体を動かすことで、血流改善・疲労物質の排出を促進できます。
「軽いストレッチ」「散歩」などでも効果が期待できるので、ぜひ試してみてください。

 

③夜に少しだけ仕事や勉強をする

翌日の仕事が憂鬱になるのは、体と心が休日モードになっていることも原因のひとつです。

休み明けにいきなり仕事モードに切り替えるのは難しいので、休日の夜に少しだけ仕事や勉強することをお勧めします。

簡単なメールチェックや、スケジュール管理程度でOKです。徐々に仕事モードにシフトすることで、憂鬱感を軽減できますよ。

 

 

休日は 「朝は早起き、昼は活動的に過ごし、夜は次の日の仕事に備える」のが、休み明けを快適に迎えられる過ごし方ですね。

 

④休み明け日夜の予定を考える 

仕事始め日の夜に楽しみを作るのもおすすめです。

仕事の後に楽しい予定が入っていると、「その日の仕事を頑張ろう」という気持ちになれます。

予定は「漫画を読む」「好きなDVDを観る」「仕事終わりに買い物」など、『楽しい』と感じることであれば何でもOKです。

夜に楽しみなことがあると考えれば、憂鬱だった休み終わりも何だかワクワクしませんか?

先に楽しみな予定を入れておくと、それを目標に頑張ることができるので、目先の憂鬱さにとらわれなくなるのでお勧めです。

 

以上が予防策となりますが、根本から改善しないと抜け出せないこともあると思います。

 

生活リズムの乱れが原因ではないな・・・と思った方は、仕事を見直してみるといいのかもしれませんね。

 

 

休み明け頭痛の原因も「ストレス」=自律神経の乱れでしたね。

 

体にも心にも余裕が持てなくなった方、予防策をやってみてもなかなか成果が上がらない方は

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引用:Career-Picksさん

https://career-picks.com/resolve/sazaesan-syoukougun/

 

この記事はCareer-Picks編集部さんの記事を引用参考させて頂いています。